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「どれが正解か」を考えていると、どんどん狭い世界にとらわれ、ヨガの本質から離れていきます。
ケン・ハラクマ「ヨガを伝える」より
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自分は昔、知識が乏しかった頃、
(今でも乏しいのですが。)
「何が正解」かが気になり、白黒ハッキリさせたい欲求モンスターでした。
「あの行動は間違っている!」
「あの発言は無いよね!」
「なんでこうしないんだろう?」
「こうするのが普通なのに!」
「このポーズはこうするのが正解ですか?」
「あれは絶対食べちゃダメ」
「どれが本当のヨガなの?」
などなど、挙げ始めるとキリがないのですが、
こういったワードをよく使う人は、すごく狭い世界で生きている証拠だったりする。
(ドーシャでいうとピッタ(火)の人が当てはまりやすいのかな。)
僕は思うのですが、この白黒ハッキリさせたいという気持ちの裏側には、
「間違えたくない = 恥をかきたくない」
や
「損したくない = 少しでも得したい」
という気持ちが隠れているんじゃないかなと。。
僕たちは、常に視野を広げておかないとすぐに道に迷うんですよね。そして道に迷っていることにも気付かない。
「自分は間違ってない!」って意固地になって「周りが間違っているんだ!」なんて思い込む。
「自分を理解してくれない人は間違っている!」と攻撃的になり、自ら作らなくていい敵を作りまくる。ほんとに作りまくります。。
そんな人間になりかけていた僕を、ヨガは救ってくれました。
油断をすると今でも僕をモンスターにしようと企む「心」
飼いならすことが必要です。
という僕の思い込み。笑