マサルシ 男のヨガブログ

パッとしない普通のサラリーマンだった男がヨガをしたら人生面白いことになりました。

終わりもまた始まりの過程

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いよいよ年末。

今年の終わりは、来年の始まりです。

このように終わりと始まりは相反する言葉でありながら、それと同時に一対の言葉にもなっています。ヨガを学んだことがある人なら『創造・維持・破壊』のサイクルを聞いたことがあると思いますが、本当にこの世界はそのサイクルで成り立っていると思うのです。

 

「何かが始まったのなら、必ずその終わりもやって来る」

 

皆さんは、これまでの人生で何度となく「始まりと終わりが一対であること」を経験しているはずです。

 

これは、私たちが心穏やかに過ごしていくために理解しておかなくてはいけない世の真理。「生と死」もまた同じです。「死」は「終わり」を意味するのと同時に「始まり」でもあると、ヨーガやアーユルヴェーダは説いています。それをあなたは信じるでしょうか。それとも、心穏やかに天寿を全うするための戯言だと思いますか?

 

これまでずっとヨーガを勉強してきましたが、こればっかりは「経験」しないと分からないものです。だからと言って「早く死にたい」なんてこれっぽっちも思っていませんのでご安心ください(笑)

 

・・・これ、年末にする話なのか?笑

 

アーユルヴェーダの古書『チャラカ・サンヒター』には、「死が訪れると、魂は身体から離れる。元の《現れていなかった状態》に戻る。欲に囚われている者は生と死の二極に翻弄されるが、そうでない者はその逆である。」と言う内容の記述があります。

「老いや死」を考えることはネガティブに思われがちですが、決してそんな事はなく、「死の質」を考えるからこそ、今の「生の質」も考えざるを得ない。ということに繋がるのです。皆さんの今の「生の質」はいかがでしょうか。世間一般的には簡単にQOLとも言いますが、好きな生き方、納得した生き方をしていますでしょうか。

 

アーユルヴェーダもヨーガも、共に長寿を目指す科学ですが、むやみな延命治療を勧めているのではありません。健康を維持しながら、老化を早めることなく、生きがいを持って、心豊かな生活ができるようなケアの仕方を教えてくれる科学なのです。だからこそ、今でも多くの人がアーユルヴェーダやヨーガの魅力にハマっているのではないでしょうか。

 

命が生まれ、始まり、いつか終わるこの生。

 

その終わりの時のために、今の自分に納得しているのか。やりたい事はやったのか。そもそも自分のやりたい事は何なのか。やりたい事とはまた別の、自分の使命とは何なのか。

年の瀬に考えてみるのはいかがでしょうか。これらの質問をされたら、あなたは何と答えますか?(答えは人の数だけありますが、答えられるのと答えられないのとでは雲泥の差があります。笑)

 

歳を取ると身体の機能は低下します。これは紛れもない事実です。ある程度は受け入れるしかありません。ですが、歳を取るということには利点もあります。精神的、霊的な成長がそれです。アーユルヴェーダ老年期は「来世の運命を決定する時期」とも言われています。神秘的ですね。

人にはそれぞれ年齢があって、その年齢によってやるべき事が違うと、アーユルヴェーダやヨーガでは四住期(アーシュラマ)という言葉で説明もなされています。

 

「今のあなた」の身体や心がどういう仕組みで出来ていて、今どういう状態であって、そのバランスを保つために、他人やモノとどう付き合えばいいのか?これらを知っていれば、どれだけの選択を迷わずに済むでしょう。

(まぁ、その迷いも成長の糧にはなるんだけど、答えを知っていれば、無駄に時間を使わずに済むよね。)

 

 

「自分を知る」

 

これは生きていく上で永遠のテーマです。「他人を知る」ではありません。「あの人はあーだこーだ」言ってる人は魅力的でしょうか?それよりも、自分のことが分かっていて、威張らず、欲しがらず、バランスを取る術を知っている人の方が、よっぽど魅力的です。これは、歳を取れば取るほど顕著になります。(そういう意味で僕は、歳を取ることが楽しみです。)

いい歳の取り方をするには知識が要ります。教養が要ります。そして徳も要りますよね。そんなジジイになっていきたいです。笑

 

・・・また長く話してしまいました。(このブログ、いったい誰が見てるんだろう。笑)

 

とにかく、来年も「人として」成長していきたいなって話です。笑

 

最近、僕はアーユルヴェーダの本をめちゃくちゃ読んでますが、とても面白いです。興味のある方は、来年の講座で一緒に学んでいきましょう。あなたのご応募をお待ちしています。

 

あ、来年も宜しくお願いします。

 

 

 

マサル

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