マサルシ 男のヨガブログ

パッとしない普通のサラリーマンだった男がヨガをしたら人生面白いことになりました。

意識を高めるとは

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自分の意識を高めることが世の中にどれほど大きな貢献をもたらすか、その力を侮ってはなりません。

 

パラマハンサ・ヨガナンダ

 

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まさに!です。

 

ものすごく刺さるこの言葉なのですが、これを理解するためには、「自分の意識を高めるとは、どういうことか?」を考えなければなりません。

 

この「意識を高める」にもいろんな解釈があることが前提ですが、

 

 

今の僕が思うに、

「意識を高めること」は、まずその「意識を持つこと」から始まると思うのです。

 

そしてその後は「意識を持ち続けること」に続きます。

 

最後には「その意識とひとつになる」「意識しなくても常にある状態」に繋がるのではないかと。

 

 

例えば『自転車』です。

 

乗ったことのない人が「頑張って乗れるようになろう!」と思い立ち、

 

怪我をしながらも、数日後には

 

「頑張れば乗り続けられる状態」になる。

 

そして最後には、

 

「意識しなくても乗りこなせる状態」になる。

 

そういう感じです。

 

 

例えば『わたしの表情』です。

 

あなたの顔は普段から笑顔ですか?

それとも怖い顔をしていますか?

 

 

僕はレッスンが始まる前、来てくださった皆さん1人1人に挨拶をすることが多いのですが、

 

そこには『皆さんに良い気分でヨガをしてもらいたい』『あなたに来てもらえて嬉しい』『ヨガに来てよかったと思って頂きたい』という、僕の「意識」があります。( 伝わるかは別として。笑 )

 

『笑顔でお迎えしよう』という意識があります。

 

 

しかし、来てくださる皆さまの中には、稀に、怖い顔をした人がいます。

 

 

とにかく、顔が怖い。笑

 

 

僕がスタジオの入り口に立っていて、その怖い顔の方にも「こんにちは〜」とか「お願いします〜」と、お声をかけても、

 

・・・ (無言) 。

 

僕の目の前を、

「誰も居なかった」かのごとく通り過ぎるのです。。笑

 

 

僕は心の中で密かにこう言います。

 

 

「 ( いやいや、無視かーーい!笑 ) 」

 

 

理由は分かりません。

機嫌が悪かったのかもしれないし、

そもそも聞こえてなかった、もしくは考え事をしていて気付かなかったのかもしれないし、

心の中では「こんにちは!」と返してくれているのかもしれない。

 

しかし、

 

この事象に欠けているもの。それも「意識」です。

 

その人には「挨拶してくれたから自分も挨拶しよう」とか「仕事で疲れてるけど今はなるべく笑顔でいよう」「1エネルギー貰ったから1エネルギー返そう」という「意識」がそもそも無いのです。

 

 

いわゆる「無意識」です。

 

 

僕はヨガに来てくれる皆さんが笑顔で居てくれると幸せなのですが、

 

笑顔じゃないと「大丈夫かな?」と不安になるのです。

 

 

あなたが笑顔を「意識」することによって、僕が幸せになるのです。

 

 

あなたが穏やかでいることによって、あなたの周りが幸せになるのです。

 

 

あなたに優しくしてもらった人は、心に余裕が生まれ、他の人にも優しくなれます。

 

 

このように、あなたの意識が高くなると「世の中への大きな貢献」になっていくのです。

 

 

「自分が負のエネルギーを発さなくなる人」になれば、どけだけの人が助かることでしょう。

 

 

( だからと言って、「じゃあツライことがあっても作り笑顔しなさいってコトなの!?」ということではありません。)

 

 

最初の話に戻ると、

 

①「笑顔でいようという意識を持つこと」から始まり、

②「その意識を持ち続けること」に続き、

③最後は「常にその意識が当たり前にある」「あなたとその意識がひとつになる」

 

と、このように、だんだん意識が高次元になっていくのです。

 

 

「優しい自分でいようという意識を持ち続ける」訓練が、わたしの意識レベルを高めます。

 

 

「なんで自分だけがそんな努力しなきゃいけないの?まわりは優しくしてくれないのに!」

 

と思う人もいるでしょう。

 

以前の僕もこのタイプでしたが、優しくしてくれるのを待っているだけでは、誰も優しくしてくれませんでした。

 

「自分から優しくなろう!」という強い意識が必要だったのです。

 

 

そして、これには飛び級の制度はありません。

 

 

怖い顔だった人が、急に「笑顔の自分とひとつに」はなりません。それはただの薄っぺらい偽善です。

 

見抜ける人には、すぐバレます。

 

 

「無意識」は自分を毒するだけで、良いことはありません。知らない間に「わたし」を傷つけています。

 

 

ヨガのアーサナ【ダウンドッグ】もしかりです。

 

最初はただダウンドッグするだけで死にそうだったのが、「意識的」に取り組むことにより、少しずつ「意識」が高く育ってきます。

 

 

足幅への意識だったり、

⬇︎

手のひらへの意識だったり、

⬇︎

肘の使い方への意識だったり、

⬇︎

骨盤の倒し方、頭の位置、ひざ、お腹、肩甲骨に至るまで。

 

意識が高まることによって、その全てを細かく操作できるようになるのです。

 

ダウンドッグで死にそうになってる人の意識が飛び級して、すぐに全てを操作し、快適にダウンドッグが出来るようになりますか?

 

なりません。

 

 

意識レベルの向上は、わたし自身も救うのです。

 

明日から、優しい自分になりましょう。笑

 

優しい自分でいれば、みんなが優しくしてくれます。

 

 

 

という僕の思い込み。笑