マサルシ 男のヨガブログ

パッとしない普通のサラリーマンだった男がヨガをしたら人生面白いことになりました。

自分の心は自分で見つけるしかない

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ヨガ哲学は言う。

「心を整えよ」と。

 

こんにちは、マサルシです。

今日は「心」について書いていこうと思います。

 

皆さんは自分の心のことをご存知でしょうか。僕も含め、多くの人が「理解している」つもりの「心」という存在。

しかし実際は、繰り返される日常の中で「整えている」という感覚と、「整えるって難しいなぁ」という感覚を行ったり来たりしながら「心」と付き合っているのが現実ですね。

 

ヨガ哲学で「心」というものは、簡単に言うと「欲望を生みだす役割」を担っています。欲しい。食べたい。会いたい。稼ぎたい。モテたい。などと、言い始めたら切りがありませんが、五感で感じたものに心が引き寄せられ、欲望を発生させるのです。好きな物に引っ張られた先には「依存」が待っているし、嫌いな物に引っ張られた先には「嫌悪」が待っています。

 

「感情」も心が発生源ですが、感情は永遠のものではありません。喜怒哀楽、全てが瞬く間に移り変わることを私たちは既に経験しています。そんな心を「整えよ」というのですから、悟りとは大変高度なものですね。(といっても、答えは意外とシンプルだったりもするのですが。)

 

心ってやつは、すぐに嫉妬と怒りを生み出すので困ります(人によっては悲しみと自己嫌悪かもしれませんが)。最近はSNSの普及で、見たくないものまで見てしまう(見えてしまう)世の中になってしまったと思いませんか?本当は要らないプレゼントを無理やり渡されて苦笑いしてる感じは近くて遠い。笑

 

みんなそれぞれ、心に特有のクセがあります。僕にも、あなたにも、他の人とは違う心のクセがあります。私たちはこの人生を通して自分の心のクセを理解し、様々な経験から学びを得て、その心を使いこなせるようになっていくことが大切です。

 

先日、奈良の玉蔵院さんでヨガ合宿を行いました。そして今度は、僕にゆかりのある岡山のお寺にてヨガ合宿をしますが、こういう場所に行くと毎回思うのです。「あぁ、自然に囲まれた静かな場所って良いなぁ」って。皆さんも旅行先で「あぁ、ここにずっと住みたいなぁ」って物思いにふけることありませんか?

でもそう思うのは、普段とは違う環境に来ているからこそ思うのだということを忘れてはいけません。期間限定と分かっているから良いんですよアレは。笑

 

逆の視点で考えてみましょう。田舎で生活をしている人が、たまに都会へ行くと「あぁ、珍しいものや美味しいものが沢山あって良いなぁ、都会は楽しいなぁ。ここは天国だなぁ。」ってなるんですよ。田舎なんて、毎日が巨大昆虫との戦いですからね(笑)そりゃあ「都会は良いなぁ」ってなりますよ。そして「都会組」はその逆になります。

 

要は、たまに行く場所は天国で、日常を過ごしてる場所は地獄なんだということ。簡単に言えばそういうことです。でもこれ、どっちから見ても相手の環境が「羨ましい」ってなっているだけだと思うので、この議題でいうと、「どちらも天国であり、どちらも地獄である。どう捉えるかは心次第である。」という僕なりの答えに落ち着きました。

皆さんはどう思いますでしょうか?

 

(ねぇ、僕のブログ、ひとつの記事の話が長くない?読むの面倒になりません?(笑)自分でも「まだ書いてるよ。。」って思うもん。まぁ僕のブログだからいいんだけどね。笑)

 

先日、邦題『アフリカの少年ブッダ』という映画を観ました。(ここでやっと今回の記載画像に触れるやつ。笑)

 

アフリカの孤児を、現地にある中国の教育施設が引き取って、中国の教育や武術、仏教の教義を叩き込む中で起こる、アフリカ人側の葛藤や苦悩を描いたドキュメンタリー映画です。

主人公アルは幼い頃からこの施設で過ごしているので、母国語よりも中国語の方が日常の言語になり、たまに帰省しても家族とロクにコミュニケーションが取れなくて悩みます。

 

祖母(母は早くに亡くなっている)は、貧しいこの家にいるよりも教育と生活が保証されている施設に居た方がいい。きちんとした教育を受けて、将来まともに稼げる仕事についた方がアルの幸せになる。と思っていますが、アルは自分のアイデンティティーからアフリカらしさが無くなることや、中国側に全てのレールを敷かれる違和感などもあり、生家の現状と併せて苦悩するという内容です。

 

このブログで言いたいのは、

「誰かの思う天国は、誰かの地獄かもしれない。」ということです。問題は本人の心次第。「あの子の為」は、本当にその子の為になっているとは限らない。ということも学ぶことが出来ます。

 

だいたい、「あなたの為に言ってるのに」は、自分の為に言ってるんですよねアレは(笑)

 

さてさて、2000字になりそうなのでそろそろ終わりますよ(笑)

 

自分の心を見つめるって大切なことです。ヨガには瞑想という行法がありますが、最初は「よく分からないもの」です。しかし、何度もこの瞑想に触れていると少しずつですが独自の「感覚」が理解できてきますので、諦めずに続けてほしいです。

 

今週末、『初めてのマインドフルネス瞑想講座』と称して、自分を見つめるワークを行ってもらいますが、どんな自分と出会うのか、楽しみですね。まだ参加枠ありますので興味がある方(ヨガや瞑想が初めての方でも大丈夫です)、この機会にご参加くださいませ。

 

10/17(日)『初めてのマインドフルネス瞑想講座』はコチラ▶︎https://otokonoyoga.hatenablog.jp/entry/2021/09/27/154732

 

あぁ、結局2300文字くらいになっちゃった。作文用紙だと何枚分やねん。笑

ではでは!

 

 

マサル