マサルシ 男のヨガブログ

パッとしない普通のサラリーマンだった男がヨガをしたら人生面白いことになりました。

おいしいものを食べたい煩悩

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ゴールデンウィークで1日お休みがあったので、京都へ寺巡りに行ってきました。

 

そこで見つけた『お大師さまのおことば』にクスッときたのでご紹介します。

 

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食事は「命をいただく厳粛な儀式」です。

好き嫌いを言わず、残さずいただきましょう。

「お腹がすいたから食べる」というのは本能です。

「どうせなら、おいしいものが食べたい」というのは煩悩です。

本能が濁ると煩悩になります。

 

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みなさん、、、

 

今すぐ「おいしいもの」を食べるのは、やめましょう!!笑

 

というのは極端ですが(笑)

 

クスッっと笑顔にさせてくれる「おことば」です。笑

 

人の煩悩は108つあるというのは、日本人の私たちにとっては、お正月を迎えるたびにすり込まれる知識ですが、その中でも代表的な「仏教の三毒」という3つの毒(3つの煩悩)があります。

 

それが、よく耳にする

「貪(とん)・瞋(じん)・痴(ち)」というやつです。

 

『貪』は、必要以上に欲しがる心

 

『瞋』は、怒り、憎しむ心

 

『痴』は、真実を知らないという「無知」です。

 

これらは私たちの心に居座り、悪さをします。

 

そしてこれはヨガ哲学にも出てきます。

 

それはラーガ(執着)と、ドベーシャ(憎悪)です。

 

私たちは好きなものや、好きな人に出会うと「執着」しやすく、手放したくない!と思い、

 

いやだと思うものや、行為、人に出会うと「憎悪」を生み、離れたい!と思うのです。

 

そして、それらの気持ちを生んで、私たちを苦しめる根本の原因は、自分自身の「無知」によるものとされています。

 

このカラクリに気付けば、本来わたしたちは、いつでも安定した状態でいられるのです。

(簡単にそれが出来れば苦労はないのですが(笑)まずは知ることが大事ですね。)

 

 

「◯◯が好きなんだけど、あってもなくても良い」

 

と言えるくらいになれば、あなたはヨーガをしているのでしょう。

 

 

 

という僕の思い込み(笑)