明けましておめでとうございます。
2019年も、ヨガとマサルシを宜しくお願い致します(笑)
お正月は急遽、思い立ったので行ってきました。
『マサルシ、ぶらり京都へ初詣』(笑)
電車に揺られて1時間、
京都は祇園、
三十三間堂⬇︎
豊国神社⬇︎
建仁寺⬇︎
伏見稲荷大社⬇︎
などなど、
駆け足で回りましたが、とても清々しい1日になりました。
そして、なにを隠そう今回の目的は、建仁寺の座禅体験だったのです。
ヨガでいう『瞑想』は、仏教でいう『座禅』にあたります。
僕がこれまでヨガを学んできて思うのは、
「ヨガの瞑想には、コレと言える答えがない」ということ。
正確には、「瞑想をする人の数だけ答えがある」とも言えると思うんです。
今回の座禅体験は、自分の瞑想を深める上で、何かヒントになればと思って行ってきました。
建仁寺両足院の副住職、伊藤東凌さんの優しい座禅指導のもと、時間にして45分くらいでしょうか。座禅を楽しんできました。
通された和室には小さな座布団が、ちょこんと置かれていて、座り方は基本的に自由だし、座布団の使い方も自由。お固いイメージをしていたので気が楽になりました。笑
他にも、座禅のやり方や、どんなことをイメージすればいいかを簡単に教えて下さったので、とてもやりやすかったです。
あの『木の棒』で背中を「ビシッ‼️」っと叩かれるやつは希望制でした(笑)意外。
まず、5分くらいの座禅をしてから1度目を明け、伊藤さんのお話が入り、そしてまた5分の座禅。と、それを3回繰り返した後に、15〜20分くらいの座禅に集中をして、最後に法話があって終わり。という流れ。
半眼で座禅をすると、外の世界や、全体との繋がりも感じられる分、意識がそちらに持っていかれて、難しくもあり、楽しかったです。笑
あいにくの曇り空だったのに、終わった頃には、雲間から太陽の光が。
清々しく、とてもいいエネルギーを頂きました。
副住職の伊藤さんが途中でお話しして下さった、
「近ごろのテレビのコマーシャルは『あなたにはコレが足りない』『コレがあるともっと幸せになる』などと、あたかも『今のままじゃダメですよ』と言われているようなものですよね。」
という言葉には、来ていた皆さんもウンウンと頷いていました。笑
まさに、です。笑
ヨガでいうところのサントーシャ【知足】
『足るを知る』こと。
すでに持っているモノって、本当は沢山あるけど、物質が溢れている現代では、なかなかそれに気付かないし、『もっと良いものを手に入れた方が幸せだ』って思い込み過ぎてるんですよね。
僕たちは強欲です。笑
でも、
どんなに高価なものを持っていても、それを持つ人の心が貧しく、不幸であれば意味が無いし、
どんなに安っぽいものでも、それを持つ人の心が満たされていれば幸せなんです。
問題は『外』ではなく『内』にある。
そこに向かって意識を進めていくのが、瞑想であり、座禅にあたるのかな。
そして、自分の無知に気付かされる。笑
何度も、何度も。
とても楽しい作業です。笑
京都で座禅が出来て、僕は今日も幸せです。
という僕の新春思い込み。笑